移住のきっかけは…?
もともと群馬県富岡市の出身で、18歳の高校卒業まで群馬で育ちました。でも大学進学で神奈川へ行って、就職で東京へ出て、ニューヨーク赴任もあって、シンガポール留学もあって……という感じで、しばらく群馬に住む選択肢は頭になかったんですよね。
きっかけになったのは、家族が5人になったことです。70㎡超のマンションに夫婦と子ども3人だとぎゅうぎゅうになってきて(笑)、「そろそろ庭のある一軒家に引っ越したい」と考え始めていました。
ちょうどそのタイミングで転職もして。新しい職場を見渡してみると、栃木県の那須塩原や長野県の軽井沢から通勤している同僚がいたんです。(入社後に判明したのですが、高崎から通う高校の先輩もいました。)そこで、「あ、東京じゃなくてもいいんだ」って初めてリアルにイメージできました。そこから本格的に地方移住を調べ始めました。
候補地を絞っていく中で、出身地の群馬が浮かんできました。土地勘があるし、自分の実家も近い。しかも高崎なら新幹線で東京まですぐ出られるし、妻の実家がある宮城県へも、高崎から大宮まで行き、東北新幹線に乗り継げばアクセスできる。千葉や神奈川も選択肢にはありましたが、馴染みのない場所にあえて居を構えなくてもいい、と思いました。長女の小学校入学というタイミングも重なって、2024年、高崎に一軒家を買いました。
今は週1〜2回、新幹線で東京へ通勤しています。妻も東京に週2〜3回出社していて、残りは在宅ワーク。会社から交通費補助も出るので、経済的な負担も想定内に収まっています。
“いいとこどり”の高崎ライフ

車社会での生活は、子ども3人を連れての移動が格段に楽になりましたね。東京にいた頃は、少し外出するだけで「ベビーカーで移動できるかな」「駐車場あるかな」って考えることが多かったですね。
家からすぐ近所にも公園が2か所あり、また観音山ファミリーパーク、北三公園など、家族で楽しめる場所が近くにあります。また、車で周辺の観光地にもさっと出かけられる場所が多いのは、高崎ならではだなと思います。
首都圏のお気に入りスポット(お台場や鉄道博物館(大宮)など)にも気軽に行ける。「東京での暮らしを保ちながら、自然環境に触れられる」という感覚があります。これが高崎を選んで良かった一番の理由かもしれません。
スーパーは東京よりも大型店舗が多く、品揃えも充実しています。「東京と同じ生活水準を揃えられる」というのも、移住を決断できた理由のひとつでした。
ただ、時間帯による交通渋滞には注意です。
帰省が「帰省」じゃなくなった
一番大きいのは、実家が近くなったことですね。群馬出身なので、帰省が「帰省」じゃなくなりました(笑)。気軽に顔を出せる距離感になって、心理的にもゆとりが生まれた気がします。
子どもたちの環境も変わりました。庭のある一軒家になったので、外で思い切り遊べるようになりましたし、子どもそれぞれに部屋を与えられるようになりました。

お子さん3人
移住前に知っておいてほしいこと
東京に通勤する予定なら、高崎駅の自転車圏内に住むことをおすすめします。
車がなくても駅周辺であれば、移動や買い物も可能ですし、朝の渋滞も自転車であれば回避できます。車があれば、子どもたちとの移動やお出かけ先の選択肢も広がります。
子育て中の方は、保育園や学童の情報を移住前に必ずリサーチしておくと良いです。東京と比べて民間学童の数が少ない場合もあるので、早めの行動が大事です。
総じて、これまでのライフスタイルを大きく変えることなく東京と群馬の暮らしの「いいとこどり」ができているので、高崎への移住は自分たちらしい選択でした。

移住報告書
出身地: 群馬県富岡市(夫)/ 宮城県(妻)
家族構成: 夫婦+子ども3人(8歳・4歳・2歳)
仕事:テレワーク+都内通勤(夫・週1〜2回新幹線通勤)/ (妻・週2〜3回新幹線通勤)
高崎のいいところ: 東京と自然のいいとこどりができる・車社会で子連れ移動が楽・新幹線での都内通勤が可能・実家との距離が縮まった
高崎の少し大変なところ: 夏は暑く冬は寒い・風が強い・学童の選択肢が東京より少ない
高崎で暮らし始めて変わったこと: 子どもたちが自然の中でのびのび遊ぶようになった・実家との距離が縮まり気持ちにゆとりが出た
高崎のお気に入りの場所: 観音山ファミリーパーク・北三公園・ヤオコー(スーパー)